「はじめに」は川野さんが書いていますが、記憶は美化されるものです。そして、彼の書いた「Sencha Touchとの出会い」はウソです。これが「本当のSencha Touchとの出会い」です。
まず、自社製品でSencha Touchの採用を決めた背景ですが、当時はモバイルWebアプリを開発するときのフレームワークは、実質、jQuery MobileとjQTouchの後継のSencha Touchしかありませんでした。自分たちでフレームワークを作るつもりはなかったので、実質この二択です。jQuery Mobileはちょっと方向性が違う、って考えていて、すでにあるものをモバイルに対応させようと思ったらjQuery Mobileを採用していたと思います。でも、今回はスクラッチから開発するのでSencha Touchという理由です。それ以外の理由は後付けです。Sencha Touchを採用すると決めたときから、本を書くことは視野に入っていました。
ブログを彼が書くきっかけですが、本の中では自発的に書いていることになっています。これ、ウソです。当時は、かれは別の部署だったのですが、ブログを定期的に書くことを条件にSencha Touchでの開発に加わります。で、定期的に書くという条件をかれは、2回か3回書けばいい、と自分の中で勝手に解釈してしまいます。2回か3回書いたあたりから更新がありません。「とてもよく書けているから」とか、「毎週書くって約束だったでしょ」とか、いろいろ言うのは疲れました。それから、「とてもよく書けているから」って言うのは、実は僕はあまりちゃんと読んでいませんでした。ごめんなさい。
それから、「本を出せるから」って冗談で言ったことはありません。すべて計画のうちです。
執筆状況の話とか、もっと面白いのですが、それは秘密です。
最後に、Amazonで買うときは、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」にある腹筋コロコロも一緒に買うといいですよ。みんな一緒に買っています。
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