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2011年8月23日

2対8の機能のうちの2


何かの既に先行製品があって、その後を追うようなケース。

一番簡単なのはその先行製品のクローンを作ることです。外部仕様を借りてくることです。先行製品がすでに市場を開拓してくれているので、値段次第でそこそこの市場を狙えるかもしれません。ただし、クローンなので、機能的に同等レベルにならないといけません。そこまでの開発工数をどうするのか、っていう問題はあります。

クローンが10割の機能のうちの10割すべてを実装するのはコストがかなり高く付きます。まあ、それで売れる保証があればいいのですが、機能だけではどうしようもないこともあるので、売れる保証はありません。

ソフトウェアでよく言われる10の機能のうち、ほとんどのユーザは2割ぐらいの機能しか使っていない法則があります。それはおそらく真でしょう。でも、その2割がくせ者です。かなりの機能はすべて共通に使われレますが、各ユーザがどうしても欲しい機能がすべて2割の中に収まっているかと言えば、そんなことはありません。結局、最初は2割ほどで始めたソフトウェアもいつのまにか10割の機能を目指しています。それをソフトウェアの肥大化と言うのかもしれません。

ソフトウェアを2割の機能だけにとどめておくためには、一つだけ他には負けない素敵な機能、魅力があればいいってVCのヒトが言っていました。それが見つかれば幸せになれますが、簡単に見つかるものでもありません。

実験的にリリースしながら試行錯誤的にその機能を見つけるのもいいですし、10割の機能を実装するにしてもそこそこの収入を得ながら優先順位を付ける方法もあります。一気に全部をやらずに、ユーザの反応を見ながら軌道修正する方法です。かっこいい言い方をすればアジャイルです。後追いで新しい製品を作るならこの方法がいいと思っています。最初に2割の機能を作って、魅力的な機能を探す。見つからなくても、顧客の要望から優先順位を付けて機能を追加していくことです。10割の機能を作るときに、簡単に軌道修正できるようにしておかないと、永遠に先行製品とは対等に渡り合えないです。

まあ、最初の製品の機能スペックを考えるときは、どうやってその2割の機能を見つけ出すかです。それだけでもそこそこ大変です。どうやって、機能を削るか?ですね。

 

でわでわ。 




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