ページ

2010年10月21日

プロジェクトのバッファ

プロジェクトで安全のためにある程度のバッファをもってスケジューリングすることはよくあることです。それ自体は悪いことではありません。精神安定上、いいことかもしれません。

アリエルはできてからもう10年ぐらい経つので、その間に数々のプロジェクトがありました。プロジェクトの数とほぼ同じぐらいの数だけ、プロジェクトマネージャがいました。正確に覚えていないのですが、プロジェクトマネージャがいなかったプロジェクトもあったような気がするので、ほぼ同じぐらいという表現です。

プロジェクトが沢山あってそれらがすべて成功した訳じゃないです。もっとも、最初の5年ぐらいは悲惨なものだったかもしれません。まあ、若かったから仕方ないです。アリエルができたときは僕は29だったし。

で、いろいろなプロジェクトを見ていて、明らかにプロジェクトが遅れていて、周りが遅れていると指摘しても平然としているプロジェクトマネージャもいました。僕は小心者なので、平然としていられません。そして、そのプロジェクトマネージャのいい分は、「バッファーがあるから大丈夫です。」「今はバッファを使っているので、何の問題もないです」。言い分はわかるのですが、プロジェクトの運営の最初の方から、もしくは危険そうだとわかり始めても、バッファに過度の期待というか逃げを作ってしまって、結局バッファを食いつぶしてプロジェクトが遅れるというものでした。

プロジェクトが遅れるのはある意味、仕方ないこともあるので、そのことはどうでもいいのですが、バッファがあるからと思考が停止してしまうのは最悪です。その状態でプロジェクトが遅れても誰もかばってくれません。いや、嘘です。かばうこともありますが、それは別の利害関係からかも。

まとめると、プロジェクトマネージャは大変なんです。きっと。いやいや、プロジェクトマネージャじゃなくても、小さなチームのリーダーでも大変なんです。それらを手を出したくても、口だけ出してじっと見るのです。でも、わかってもらえないのです。



0 件のコメント: