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2009年10月31日

プロセス改善と感情のコントロール その2

アリエルの開発はとてもモチベーションが高い集団です。僕が普通の会社と考えているようなところでは、仕事でしかコードを書かず、仕事に関係なくコードを書く人はごくわずかです。アリエルとか、それ以外の変な会社は、仕事に関係なくコードを書く変態ばかりが集まっています。たまに普通の人も混じっていますが・・・。普通の会社と変態集団では、そのマネージメントって全く違います。と言っても、普通の会社の実態は知らないのですが。変態集団は何も言わなくても勝手にやるので、向かう方向を指し示すことと、歩みが遅い人の背中を押してあげるだけでいいです。それ以外のことは大体分かっているので、変に押しつけても効果がないです。また、変態達は個性が強いので、個別対応が必要です。人によって背中の押し方を変えないといけません。この辺が難しいところかもしれません。簡単に言えば、プロ意識とか、競争意識とかをくすぐるとか、絶対的な高みを見せつけるとか。プロ意識とか競争意識をくすぐるのは僕のやり方で、まあ、他にもいろいろやったりします。絶対的な高みを見せつけるのは開発部長のやり方でした。僕はそこまですごくはないので、くすぐったりするやり方しかできません。

やり方自体はいろいろあるのですが、多分、それは教えない方がいいと信じています。僕は基本的にモチベーションをコントロールしようとしていますが、目的なくまねるだけまねても多分うまくいかないかな。と言うのを最近見ました。本人はまねているつもりはなかったかもしれませんが。 

まあ、このエントリは特定の一人に対して書いていますが、直接言うのが恥ずかしいので、ブログに書いています。 



2009年10月30日

ubuntu 9.10をインストール

ubuntu 9.10がリリースされて他ので、さっそくMacのParallelsにインストールします。で、いきなり、ダウンロードしたisoイメージで起動できません。ここらへんの情報によると、ubuntuの画面がでたら、F6を押してacpi=offを選択してから起動すればよいらしい。それで、大丈夫でした。

なんとなーくParallelsよりVirtaulBoxの方がLinuxには優しい気がする。

プロセス改善と感情のコントロール その1

先日ミーティングがありました。ミーティングって、昔は嫌いでした。今でも嫌いですが、昔ほどではありません。楽しいミーティングは技術的な話とかだったんですが、最近はもうちょっと別の楽しみ方もしています。

先日のミーティングがおもしろかったのは、片方があるプロジェクトのプロセス改善の話をしていて、もう一方がそのプロジェクトに関わる人たちの期待値とかモチベーションのコントロールをしようとしていて、その進め方が全くかみ合っていなかったからです。まあ、目的地は同じなんですが・・・。

プロセス改善の話は、どちらかと言えば理路整然としていてとても正しそうに見えます。多分、本当に正しいのでしょう。一方のモチベーションのコントロールとかは、あまりにも人間的で泥臭いです。話は分かるけど・・・。

僕はプロセスがどんなに改善されても、モチベーションがうまくコントロールされなければ、結局はプロジェクトは失敗すると思っています。つまり、モチベーションをうまくコントロールした上でのプロセス改善でなければ意味がないです。ただ、プロセス改善の場合、具体的なアクションが見えやすいせいで、本当に改善されていっている錯覚を持ちやすいです。まあ、上の人に報告するときも、「これこれをやります」 と、「モチベーションをコントロールして、やる気をだしてもらいます」じゃ、前者の方がちゃんとしているように見えますね。



2009年10月27日

楽しく仕事をする

最初に入った会社はいい意味でも、悪い意味でも影響力が大きいです。僕は新入社員としてロータスに入りましたが、そのときよく言われていたのが「楽しく仕事をする」と言うことでした。「3つのXXX」とか言われていた何かがあったような気もしますが、これしか覚えていないです。僕はこの考え方が好きで、今でもことあるごとに思い出します。仕事をしていると、「それは無理でしょう?」とか、「おかしいでしょう?」見たいこともありますが、玉砕することもありますが大体笑いながら何とかしています。何で大変そうになると分かっているのに楽しそうか聞かれることがありますが、それはMだからです。楽しそうにしていないとやってられないというのもありますが。

さて、僕の知り合いの知り合い(遠いなー)がとある会社に入ることになって、その会社のカリスマ社長(新入社員には人気があるらしい)に「忙しいけど、その分成長できる」と言っていたらしいです。他の職種は知りませんが、開発者にとっては忙しさと成長は全くの別物です。アリエルの開発部長は、ロータスにいるときはとても暇そうにしていました。むしろ、本当の基礎力がないまま、忙しさのために目の前の仕事だけに忙殺されて泥のように働けば、数年で衰退してしまいます。

成長できるかどうかって、最初は本人次第だと思っていました。でも、今振り返ってみると環境の方が大きいかもしれません。ライバルと思える人がいたり、勉強会みたいなのが自生していたり、追いつけないと思える先輩がいたり(この辺は想像)、 自分の知らないことや知らない世界を知っている人がいたり、そうした環境が人を成長させるんじゃないかと。そうしたところであれば、楽しく仕事ができます。

あまり環境のよくないところでも、何人かはすごい人はいます。でも、全体としては普通になってしまっています。最近は勉強会などもたくさんあるので、そうしたところからの横のつながりで個人の環境を変えることもできます。そう考えるとやっぱり本人次第なのかもしれません。



2009年10月22日

Vaio Xを見てiMacが欲しくなる

会社帰りにVaio Xをみました。軽い‼でも、店頭には SSD128Gのモデルはありません。キーピッチももう少し広いほうが好みです。かなりそそられますが、気持ち 良くキーが打てないものはそのうち使わなくなるので、買うのを思いとどまりました。

ついでに、Appleの変なマウスをさわりに行きました。 予想に反してなかなかいいかも。でっかいiMacをお持ち帰りしたくなります。13kgぐらいなので子供より軽 いです。子供を抱っこできるので、iMacはモバイルマシンです。

でも、東海道線は混んでいるのでがまんしました。



世界は誘惑が一杯で危険です。

見えるものにだまされちゃいけない

下の動画は会社の製品の一部です。音もなくって、何をしているかも分かりませんが、そこは重要じゃなくって動きだけ見てください。マウスで箱を動かすと、ぐりぐり動きます。別の箱の上とか下でマウスを放すと、そこに置かれます。まあ、最近のWebのシステムではこの程度の動きはよくありますが、そこそこ、JavaScriptでコードを書かないといけないと信じていました。でも、それは嘘でした。ぐりぐり動くのは数十行のコードだけでした。線が曲がっていますが、それはあまり大事な機能ではないのですが、そこの計算が20行ぐらいです。無意味な機能の方が、がんばっています。

動きを最初に見たときはすごいと思いました。コードを見たときはだまされたと思いました。楽しい会社です。 

 




2009年10月21日

LL温泉の申し込みが始まっていた


毎年恒例(今年が2年目だけど)のLL温泉の申し込みが油断をしていたら始まっていました。由布院とちょっと遠かったり、金曜から日曜なので平日に少し入り込んでいたりしますが、いろんな人が集まるのでとてもいい刺激になります。とりあえず、こんな感じ。

■■■■■■ LL温泉 2009 大分(湯布院) 開催のお知らせ  ■■■■■■

2009年12月4日(金)から6日(日)、大分県由布市の日本文理 大学湯布院研修所にて「LL温泉 2009」を開催します。初冬の湯布院でおいし いものを食べ,飲み,温泉にもつかりながらLL漬けの3日間を楽しみましょう:-)。
合宿中は,言語のチュートリアルをはじめとした多数 のセッション,ライトニングトークなどを実施する予定です。プログラムの詳細 は,Webサイトに随時アップデートしてゆきます。
参加希望者は以下のフォームに必要事項をご記入の上,お申し込み下さい。

http://ll-onsen.jp/registration

名 称:LL温泉 2009 大分(湯布院)
    http://ll-onsen.jp/
日 時:2009年12月4日(金)~6日(日)
場 所:日本文理大学湯布院研修所(大分県由布市)
参加費:宿泊費,食費,渡航費を含む実費
    宿泊費:一泊3食7,500円(温泉付),渡航費35,000円 
(羽田よりの概算)
主 催:LL温泉 2009 大分(湯布院) 実行委員会

 




Google Friend Connect

一時期ニュースにもなっていたし、atsさんとこについていたので、blogのサイドバーにGoogle Friend Connectを表示するようにしました。でも、これって何なのか、何がうれしいのかよくわかんないんです。さらに、突然やってきた人ならともかく、RSSを登録していれば、記事が全文フィードされるので、ますます、気づきません。

これって、何がうれしいのでしょう?本当にわかんないんです。

今メインで使っているファイルの共有サービス

普通の人は大体PCを複数台持っていて、複数のPCでデータをどう共有するかは、悩みの種です。以前は、自分でサーバーを持っていたので、そこでSubversionのサーバーを動かして、ファイル共有兼バージョン管理していました。しかし、悲しいことに次々とサーバーが壊れていって使えなくなってしまいました。

バージョン管理は今はMercurialを使っています。この人を使って、がんばって共有すれば、サーバいらずで何とかできるかもしれませんが、やっぱり、ネットワークというか、インターネット越しでデータのやりとりをしたいです。しかも、自分一人で他人になるべく見られないように・・・。

で、自宅も持ち運び用にもMacを使っていて、WindowsとかLinuxはバーチャルマシンの中にいるので、基本的にMacでなんとかなればいいです。Mobile Meのサービスは買っているので、Mobile Meのファイル共有を使っていました。でも、この人、お馬鹿さんです。時々、というか、わりとしょっちゅう同期してくれないことがあります。さらに、遅いです。でも、容量は20Gぐらいあるので、最終的なバックアップ先になっています。

で、通常使っているサービスがDropboxです。 使い始めてかなりたちますが、とても満足いくものです。ただ、数Gしか使えないので、気をつけないとすぐに一杯になります。まあ、僕はソースコードとかプレゼンの資料とかをずっと保存しておいて(mercurialのpush先なんだけど)、あとは、一時的に写真とかを受け渡しするだけなので、工夫すれば大丈夫なんですが。お金をだせば、容量が増えますが、そこまでしなくてもいいなあー。まあ、数Gが無料で使えるって、すてきな世の中になりました。

Mobile Meはパスワードとかも同期してくれるので、こっちも捨てがたい・・・。 



2009年10月15日

Lucene2.9

そういえば先月末、Lucene 2.9がリリースされていました。会社の製品でLuceneを使っているのですが、ハイライト関係で2.9が使いたかったのですが、製品のリリースタイミングとうまく合わず、残念でした。9月上旬の予定だったので、ちょっと遅れたのですね。残念です。

まあ、HyperEstraierに最近ちょっと嫌気がさしているせいかもしれません。でも、僕のMacでPyLuceneがうまくビルドできないのが痛い・・・

WebアプリケーションのiPhone対応

リリース前の製品の機能をあんまり外に言ってはいけないことになっているので、あくまで、社内の研究成果と言うことで。

夏が始まる頃、とあるマネージャから自称21才のハッカー君に指令がありました。「夏が終わるまでに、このWebアプリケーションをiPhoneでかっこよく見えるようにしておいて。これは研究目的なので、営業などの開発以外の人には絶対に見せちゃだめよ」と。でも、開発している姿を後ろから見られたり、とあるマネージャがうれしそうに他の人に見せていたので、公然の秘密でした。

さて、実質2ヶ月か3ヶ月しかありません。PC用の画面がすでに大量にあります。スクラッチから書いても、今のものを対応させてもいいという指令です。最終成果はとあるマネージャが満足することという、なんだかよく分からない強権を発動しています。その成果を技術的にまとめたのがこれです。実際に作業した結果のドキュメントなので、読む価値はありますが、長いです。成果物もとあるマネージャは満足しているので、おおむね成功です。まあ、この成果を踏まえて製品としての扱いをどうするかはこれからです。

 今回はiPhoneでどうなるかということを検証しました。でも、ガジェット大好きなとあるマネージャは、まだ野望を抱いているようです。次は会社でブラックベリーとAndroidを買って対応させようと画策しています。それから、Windows Mobileの端末も必要だと息巻いています。でも、困ったことは、開発してくれる人がいないのです。ハッカー君は、学校に戻ってしまいました。ガジェット好きにはおもしろいかもしれないですね。 



2009年10月14日

サイクロンの掃除機買った

先週末は、掃除をしようとすると掃除機が動きません。電源をいれても反応がないのでたたくと一瞬だけ「ぶー」と最後の断末魔を発した後に沈黙しました。もともと、東京に引っ越してきた時に8000円ぐらいで買ったもので、もう、十数年使っているので寿命でしょう。

壊れたものはしかたないので、近所の電気屋さんに掃除機を買いに行きました。dysonの掃除機を見ましたが、8万円ぐらいしてあえなく断念しました。dysonはサイクロンとか言うかっこよさそうな仕組みで紙パックがいりません。子供が見ている仮面ライダーでも、サイクロンとかよく聞くので、きっとサイクロンはすごいに違いない、ということで、dysonじゃないサイクロンを選びます。といっても、どれも同じに見えるので安そうなやつ(シャープのやつ)を店員に勧められるまま買いました。

とりあえず、前の掃除機よりゴミが一杯たまっていいです。子供がゴミをためようと掃除機をかけてくれます。 






2009年10月6日

LL温泉は今年もあります

もうすぐ冬です。冬と言えば温泉です。そして、LLという名目の元、今年も温泉にまった〜りすべく、LL温泉が湯布院であります。今年は12月4日〜6日と、師走で何かと忙しい時期ですが、温泉にはちょうどいい季節です。宿泊先には露天風呂もあり、紅葉(湯布院の紅葉の季節知らない。去年はいい感じだったと思う)していればすてきな景色です。由布院駅の前には馬車もいるし。

 東京から隔離された地にLLの名の下にこいー(笑)面々が集まるだけでも刺激的だと思います。こいー面々は、一緒の場所に押し込んだだけで濃いーことを話したり、したりします。

また、自分の好きな言語以外の人がいると、違った文化に触れられて、それもおもしろさの一つです。去年はRubyの人はうるさく騒いでいました。Pythonの人たちは、蛇のようにひっそりとしていました。PHPの人たちは、もくもくと勉強していました。Perlの人たちは、好き勝手なことをやっていました。Emacsの人たちは・・・。思い出せない。 

ちょっと遠いですが、ゆふいんの森に乗りたいとか、ホーバー(つい先日つぶれた)とかに乗りたいと、よこしまなことを考えなければ、去年は5万円かかりませんでした(全部こみで4〜5万円ぐらいだと思う)。5万円を高いとみるか、妥当な値段と見るかは、人それぞれだと思いますが、僕は十分その価値があると思います。



2009年10月2日

マルチスケジューラとプロジェクトAを統合 - AirOneプロジェクトAの全機能を無料で提供 -

「ありえるえりあ」でも書いていますが、「マルチスケジューラとプロジェクトAを統合 - AirOneプロジェクトAの全機能を無料で提供 - 」ということになりました。まあ、販売終了とうことですね。ただ、販売しないと言うだけで、今後も普通に使えるし、バージョンアップもします。多分、売り物としてはなかなか入れられなかった機能とか、実験的な機能もどんどん入っておもしろくなるはず。まあ、かなり前から研究目的という位置づけだったので、無料になったこと以外大きな方針の転換もないんですが。

それから、このニュース、見つけるのがめちゃくちゃ大変。アリエルのホームページのトップにもないし・・・。アリエルはマーケティングできる人がいないなー、と思う今日この頃。

ソースを公開しないのか?って時々質問されますが、今のところ考えていません。ソースを公開するのはかなりめんどい、大変な作業なので・・・。

基盤的な部分は、技術的にはとってもおもしろい製品です。でわでわ



2009年10月1日

Tornadoのデータベース周りのブロックについて

まじめなお話じゃないです。イベントドリブンでシングルスレッドで処理すると、Webアプリだとデータベースの入出力あたりでブロックします。データベースのアプリケーションサーバ間は大体がネットワークでつながっていて、TCP/IPでお話ししています。で、Twistedにしろ、Tornadoにしろ、ネットワークでやるんだったらノンブロッキングでできそうですが、そうなっていません。また、データベース周りで遅くなることが結構あるので、このあたりがノンブロッキングになっているとよさそうに見えます。
さて、Twistedはシングルスレッドでノンブロッキングで動いているように見せかけておきながら、裏ではこっそりスレッドで動いています。まあ、PythonのデータベースのAPIにあわせる(ドライバーをそのままつけるようにする)とそうなっちゃうのはしかたないのですが、データベースのAPIを使わずにノンブロッキングでごりごり、専用のドライバーを書いちゃう猛者がいるとおもしろいなー。どこかで聞いたような気もするけど、とりあえず、TornadoかTwsitedで・・・。ちなみに、Twistedでデータベースの非同期を触ったら、とーってもめんどくさー、だった。完全に非同期でやる人って、あたまおかしいか、天才だ。

それから、Twsitedは完全にすべて非同期でやろうとしているんじゃなくって(しているところもあるけど)、インターフェースを統一して、すべてを同じように扱えるようにしているところがすごいんだな。まあ、やり過ぎのところもありそうだけど・・・