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2009年3月19日

フェールオーバーサーバだけど、サービスとしては継続できないシステム

知り合いはフェールオーバーサーバって、意味ないんじゃね?(理由はいろいろある)と漏らしていました。でもね、基本的にはサービスをノンストップで継続させるためや安心感のためには、やっぱり必要かもしれません。少なくとも、高いお金を出してシステムをくむのであれば、なるべくサービスを継続できるように、すくなくとも理論上は組むべきです。
いろいろなベンダーさんやISの人たちとお話をしていると、信じられないような構成、というか、何がしたいのかわからない構成のシステムがあります。

そのシステムはWebアプリケーションで、フロントエンドにアプリケーションサーバがいて、バックエンドにデータベースがいます。データベースのデータはSAN上に保存されます。ここまでは至って平凡です。さて、アプリケーションサーバは簡単に増やせますがデータベースは増やせないし、データベースが落ちたらすべてのアプリケーションサーバが止まってしまいます。そこで、データベースはフェールオーバーサーバにおいて、アクティブ/スタンバイの構成になりました。ここまでは普通です。アクティブのサーバでデータベースは動きます。
次にアプリケーションサーバの出番です。アプリケーションサーバは増やせますが、当初は一台から始めたそうです。ちなみに、アプリケーションサーバは一台で十分な見積もりなんですが・・・。で、そのアプリケーションサーバはフェールオーバーサーバのスタンバイの方に配置されてアクティブな方にあるデータベースと接続します。データベースサーバに障害が発生したらスタンバイのデータベースが使われます。アプリケーションサーバはスタンバイの方にいるので、データベースに障害が発生しても接続するデータベースをスタンバイの方に勝手に切り替えてはくれません。また、スタンバイが落ちたら、アプリケーションサーバは死にます。
そして見事に、データベースはフェールオーバーされますが、サービスとしては継続できないシステムができたそうです。

フェールオーバーなんか考えずに、アプリケーションサーバとデータベースサーバ一台ずつの安価な構成にすればいいと思うのは僕だけでしょうか?

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